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農業共済団体が発行している機関誌のご案内です。

2012年 1月


    

1月1週号
【佐川町】地域に新風 農ガール 仲間と有機に挑戦



▲収穫適期を見極めながら、コマツナを丁寧に収穫する梨恵さん。東京の椛蜥nを守る会に出荷する
▲仲間と一緒に。前列中央が梨恵さん、後列中央が田村さん

〜坂本梨恵さんにインタビューしました〜

 大学を卒業後、パソコン関連の会社に勤めていましたが、田舎暮らしに憧れ、東京のNPOを通じて「緑のふるさと協力隊」に応募。佐川町に派遣され、2010年4月から1年間、農業体験をしました。
  自然に恵まれ、風や空気などを体で感じながら、「新高ナシ」の授粉、茶摘み、クリ拾い、牛の世話やイベントなどを手伝いました。また、地域の方々とのふれあいで、佐川町が大好きになっていきました。
  農業体験が終わり、一度、埼玉に帰りましたが、佐川町に戻りたくて「佐川で働き隊」に応募しました。昨年4月から田村雄一さんの所でお世話になっています。有機農業を実践する田村さんが、新規就農支援事業を活用して立ち上げた「ソエル」に参加し、有機農業を学びたい若者や支援スタッフ約10人と共に、生産から販売までを勉強中です。
 農業は、仕事がきつくて……と思っている方も多いのではないでしょうか。でも、みんなと作った安全な野菜を食べられるのは、うれしいですし、ワイワイ、ガヤガヤ、作業をするのも楽しいですよ。

○ソエル代表の田村雄一さんから=「しっかり者で何事にも一生懸命な彼女は、面倒見が良く、研修生のサポート役をしてもらっています。」

坂本梨恵さんのプロフィル
○30歳○埼玉県出身○趣味は旅行○ソエル(ハウス10e、露地野菜1f、水稲2e)のスタッフ

(山中保広)
    





1月3週号
【香南市】フルーツトマトとモッツァレラチーズのサラダ



▲フルーツトマトとモッツァレラチーズのサラダ
 「夜須町は太平洋に面した温暖な自然環境。全国的にも日照時間が長く、太陽の光を果実に行き渡らせることができます」と話すのは、香南市夜須町でフルーツトマトを栽培する横田千賀さん(56)。
  横田さんはフルーツトマト(14e)を、有機肥料を中心に立体栽培している。
  「防根透水シートを利用した水管理で水分を抑え、トマトが持っている自然の力を極限まで引き出します。樹体を健全に育てることで、本来の栄養バランスを損なうことなく、甘いだけでない、しっかりと調和のとれた味になっています」と横田さん。
  「すりおろしたりミキサーにかけたりして、離乳食にも好評です」と話す。
おいしいトマトは、濃い赤色で、へたの反対側の中心から白い線が星のように延びているもの。また、持ったときにずっしりとした、実のしまったものを選ぶとよいという。

(武内由佳)



★レシピ★
▲「夜須町のトマトは生で食べるのが一番」と横田さん

☆材料(2人前)
 フルーツトマト……3個
 モッツァレラチーズ……100c
 バジル……適量
 オリーブオイル……適量
 塩……少々
 ブラックペッパー……少々
☆作り方
 @フルーツトマトとモッツァレラチーズを同じぐらいの厚さにスライスする。
 Aフルーツトマト、バジル、モッツァレラチーズの順に皿に盛りつける。
 BAにオリーブオイル、塩、ブラックペッパーをふりかける。






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