低所での農作業を行う際にかかる膝や腰への負担を和らげる電動作業台車「トマト台車01(ゼロワン)」を南国市廿枝の渇h光工業(中山博之社長)が開発。このほど1台18万3千円で販売を開始した。 |
トマト台車01を使用することで 、長時間の作業でも疲労がたま りにくい |
トマト栽培においては、中腰になる下葉刈り作業などに台車を利用することがあるが、従来品は台車の横移動を足の力で行なわなければならず、長時間の作業では疲労がたまるため、県内のトマト農家からの「電動の台車を」という要望を受け、同社が昨年4月から開発に着手し、県の補助事業を活用して完成させた。
トマト台車01は、「高齢者にやさしい。シンプルな構造。低価格」の3つをコンセプトに開発を行い、昨年11月に高知市で開催された「ものづくり総合技術展」に試作機を出展。コンセプトに沿って試乗者の声を改良に繋げた。
台車は収縮する取っ手付きで運びやすい |
操作は簡単。ボタンは電源ボタン | 台座両側の移動ボタン奄フみ |
同社ではトマト台車01の更なる改良を目指し、モニターを募集している。モニター希望者には優待価格で販売を行い、「一定期間使用をいただき、感想や意見などを改良に繋げるとともに、農家の声を今後の農業機械の開発に生かしていきたい」と話している。
問い合わせ=渇h光工業(088・864・1116)
(澤田浩二)
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