いとこ餅を手に和田さん |
「歴史豊かな文教のまち」として多くの観光客が訪れる佐川町。「地元に新たなお土産物を作りたい」との思いで、特産物4種類を使った「いとこ餅」を同町の和田優子さんが商品化し、注目を集めている。
和田さんは、宇賀さよ子さんと「実生(みしょう)屋」というグループ名で和菓子などの加工を手がけており、いとこ餅も共同で考案した。
12個入り(2種類)が300円、24個入り(4種類)は600円で販売している |
いとこ餅は、同町特産物の茶、イチゴ、ブンタン、ウメをそれぞれ餅に練りこんだもの。「気温によって餅が柔らかくなりすぎたりするので、果物の水分の調整に苦労しました」と話す和田さん。
色合いや味も良く、「一口サイズで食べやすいですし、無添加なので子供からお年寄りまで安心して食べていただけると思います」と自信をのぞかせる。
和田さんは「次は、特産品のショウガや栗も使ってみたい」と意欲的だ。いとこ餅は、同町の旧酒蔵商家「浜口邸」などで販売している。
▼問い合わせ先=さかわ観光協会
(0889・20・9500)
(岡林祐左)
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