しあわせユズを手にする松崎さん |
北川村平久江ノ上地区でユズを栽培する松崎盛さん(79)は、松崎さんが「しあわせユズ」と呼ぶ珍しい品種のユズをただ一人栽培している。
特徴はその見た目で、サイズは一般的なユズの数倍あり、最大で小玉スイカほどにもなる。表面はデコボコとしたシワ状になっており、シワの数は多いほど良いという。皮が厚く酸味が少ないため、菓子や料理用に向く。
「25年ほど前に、ユズの改良などで知り合った大学の先生から、原木の保存を目的に譲り受けたのが始まり」と話す松崎さん。2fほどのユズ園の近くでしあわせユズを5eほど栽培する。
「品種名や性質などの詳しいことはあまり聞いていないが、玉が大きいため、一つの木に残す実は8〜9個が限界」という。
しあわせユズは県外の業者に出荷しており、今年も12月上旬から収穫が始まる。気温の影響か、収量は少ないものの、品質は例年並だ。「手がかかるため、維持するのは大変だが、できる限り作り続けていきたい」と話してくれた。
(坂本記一)
〒780-0861
高知市升形10-5
TEL 088-822-4346
FAX 088-822-4349