3月4週号
【四万十町】より効果的な捕獲方法学ぶ/四万十地域
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くくりわなの構造を熱心の勉強する参加者 |
このほど、四万十地域捕獲モデル事業推進協議会(会長松田武章)主催で効果的な捕獲と地域ぐるみの鳥獣被害対策の一環として、イノシシ・シカ被害対策講習会が四万十町の窪川四万十会館にて開催された。
講習会では、大分県でくくりわなの製造、加工、販売を自ら手がけている三重野丈一氏を講師に迎え、わなの特徴や仕掛ける場所などについて実演を交えながら詳細に説明が行われた。
当日は、近隣町民を含め、約90名が参加。熱心に講演を聴いたり、質問を繰り返したりしていた。 参加者の一人は、「よく工夫されていて、すぐにかかりそうな気がします。さっそく注文して捕獲をします」と話していた。
推進協議会の事務局は、「この講習会で少しでも捕獲数を増やして被害の低減につなげてほしい。鳥獣被害対策は家族ぐるみ、地域ぐるみで取り組むことが重要である」と話している。
(門脇久幸)
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