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高知県農業共済組合で実施している事業の概要です。

農作物共済



水稲が気象上の災害、病虫害、鳥獣害などによって被害を受けたときに、共済金が支払われます。
本県では、農家が耕作している耕地(筆)ごとに引き受け、災害のあった耕地ごとに減収量を見積もり損害を補償する「一筆方式」を実施していますが、平成16年4月の制度改正により、農家単位で引き受け、災害を受けたときも農家単位で減収量を見積もり、損害を補償する「全相殺方式」を、平成21年4月より、農家単位引受の「半相殺方式」及び同じく農家単位引受で、減収や品質の低下があり、収入額が基準生産金額の補償割合に満たない場合に補償される「品質方式」を追加しました。加入については、一筆方式、半相殺方式、全相殺方式、品質方式といった加入方式と、それぞれの加入方式ごとに補償割合を選択できるようになりました。

加入は

 水稲25a以上を耕作している農家は、当然加入となります。
※25a未満の場合は加入の申し出により加入できます。
※市街化区域・用途地域内の水稲耕作面積については、40分の25を乗じた面積に換算して当然加入になるかどうかを判断します。

対象となる災害は

 すべての気象災害・病虫害・鳥獣害・火災による災害です。ただし、肥培管理不良による減収は損害の対象から除外されます(分割評価)。また薬害など人為的な減収は対象となりません。

責任期間(補償期間)は

 本田移植期(直はんの場合は発芽期)から収穫するまでです。

加入方式は

一筆方式

  • 耕地一筆ごとに基準収穫量に対し、一定割合を超える減収があったときに共済金を支払う方式です。

半相殺方式

  • 農家単位ごとに被害耕地の減収量の合計がその農家の基準収穫量(耕地ごとの基準収穫量の合計)の共済金支払開始割合を超える場合に共済金を支払います。

全相殺方式

  • 農家単位ごとに基準収穫量の一定割合を超える減収となったときに共済金を支払う方式です。

品質方式

  • 農家単位ごとに減収や品質の低下があり、収入額が基準生産金額の選択した補償割合に満たない場合に補償されます。ただし、加入要件(全相殺方式と同じ)を産地銘柄ごと、規格ごとに満たしていることが条件となります。

補償割合は(一筆方式)

 7割、6割、5割から選択できます。7割を選択した場合、3割(共済金支払開始割合)を超える減収があったときに共済金を支払います。

共済金額(補償額)は(一筆方式)

 共済金額=1kg当たり共済金額×引受収量
  ※引受収量=基準収穫量 × 選択した補償割合
【例】●1kg当たり共済金額218円 ●10a当たり基準収穫量500kg
   ●補償割合7割を選択した場合
    76,300円=218円×(500kg×70%)

掛金は(一筆方式)

 掛金の半分は国が負担します。
・共済掛金=共済金額×共済掛金率
【例】2,176円=76,300円×2.852%
【注】共済掛金率は個人・補償割合によって異なります。

・農家負担掛金=共済掛金−(共済掛金×国庫負担割合)
【例】1,088円=2,176円−(2,176円×50%)

共済金の支払いは(一筆方式)

 支払開始割合に応じて一筆ごとに基準収穫量の3割〜5割を超える減収となったときに支払われます。
・支払共済金 = 1kg当たり共済金額×共済減収量
・共済減収量 = (基準収穫量−実収穫量)−基準収穫量×選択した支払開始割合
【例】●kg当たり共済金額 205円 ●基準収穫量 500kg  ●実収穫量 300kg
   ●補償割合7割(支払開始割合3割)の場合
 共済減収量  50kg=(500kg−300kg)−500kg×30%
 共 済 金  10,250円=205円×50kg 

半相殺方式、全相殺方式、品質方式については組合にお問い合わせください


損害発生通知は

 共済事故が発生したとき及び共済金の支払いを受けるべき損害があると見込まれるときは、遅滞なく組合に通知しなければなりません。通知がない場合には、現地調査ができませんので共済金をお支払いすることができません。

損害評価は

 農家の損害発生通知を受けて、農林水産省が定める損害評価要綱に沿って行われます。
 組合は評価員による現地調査を実施し、調査終了後、損害評価会の意見を聴いた上で、共済減収量を取りまとめます。
  • 一筆方式は、損害発生通知のあった全ての耕地について収穫前に収穫量を検見または実測の方法により調査します。
  • 半相殺方式は、損害発生通知のあった耕地の実収穫量を調査します。
  • 全相殺方式は、損害発生通知のあった農家の全耕地について現地評価を行い、さらに乾燥調整施設の計量結果により収穫量を調査します。
  • 品質方式は全相殺方式に準じて調査し、さらに品質についても調査します。