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高知県農業共済組合で実施している事業の概要です。

果樹共済



 果実が自然災害や病虫害などによって一定の割合を超える減収となったときに共済金が支払われる収穫共済(露地温州みかん、ハウス温州みかん、ぽんかん)と、自然災害や病虫害などによって被害を受け生産量と生産金額が減少した場合に、共済金が支払われる収穫共済(ゆず)があります。


露地温州みかん・ぽんかん(半相殺減収総合一般方式)


加入は

結果樹齢に達した露地温州みかん・ぽんかんを栽培している農家です。
栽培している全園地申し込まなければなりません。

対象となる災害は

風水害、干害、寒害、雪害、その他気象上の原因(地震、地すべり)による災害、火災、病虫害、鳥獣害による果実の減収です。
  ※隔年結果、肥培管理不良による減収は、共済金の支払い対象となりません。

責任期間(補償期間)は

春枝の伸長停止期から当該春枝の伸長停止期の属する年の翌年の年産の果実を収穫するに至るまでの期間です。

補償内容は

果実の単位当たり価額に標準収穫量を乗じた額の7割から4割の間で選択した割合を乗じた金額で加入できます。

共済金額(補償額)は

・共済金額=1kg当たり価額×標準収穫量×農家の選択割合(7割〜4割)
【例】●1kg当たり価額:130円 ●栽培面積:30a ●10a当たり標準収穫量:3,000kg
   ●補償割合:7割を選択した場合
 共済金額 819千円= 130円×(3,000kg×3(30a))×70%
  • 標準収穫量は園地ごとの樹齢や園地条件等を参酌して定められます。
  • 1kg当たり価額は最近4ヵ年中の中庸2ヵ年の平均の農家手取り価格を基礎にして毎年国が定めます。

掛金は

掛金の半分は国が負担します。
・共済掛金=共済金額×共済掛金率
・農家負担掛金=共済掛金−(共済掛金×国庫負担割合)
【例】●共済掛金率1.9%の場合
 共済掛金  15,561円=819千円×1.9%
 農家負担金  7,781円=15,561円−(15,561円×50%)

共済金の支払いは

農家ごとに共済事故による果実の減収が3割を超えた場合に支払い対象となります。
・共済金  =共済金額×支払割合
・損害割合 =減収量÷基準収穫量
・減収量  =基準収穫量−実収穫量

【例】●基準収穫量9,000kg ●実収穫量4,500kg ●損害割合が50%の場合
 減収量 4,500kg= 9,000kg−4,500kg   損害割合  50%= 4,500kg÷9,000kg
 共済金 237,510円= 819千円×29%
 ※支払割合は損害割合に応じて決まります。
 ※基準収穫量は農家ごとの樹園地条件、肥培管理、過去の隔年結果などを勘案して決められます。


ハウス温州みかん(全相殺減収総合方式)


加入は

結果樹齢に達したハウス温州みかんを栽培している農家です。栽培している全園地を申し込まなければなりません。また、共同出荷(生産量の95%以上)を行っている農家が対象となります。

対象となる災害は

風水害、干害、寒害、雪害、その他気象上の原因(地震、地すべり)による災害、火災、病虫害、鳥獣害による果実の減収。
※隔年結果、肥培管理不良による減収は、共済金の支払い対象となりません。

責任期間(補償期間)は

春枝の伸長停止期から当該春枝の伸長停止期の属する年の翌年の年産の果実を収穫するに至るまでの期間です。

補償内容は

果実の単位当たり価額に標準収穫量を乗じた額の7割から4割の間で選択した割合を乗じた金額で加入できます。

共済金額(補償額)は

・共済金額=1kg当たり価額×標準収穫量×農家の選択割合(7割〜4割)
【例】●1kg当たり価額:625円  ●栽培面積:30a ●10a当たり標準収穫量5,000kg
   ●7割を選択した場合
   共済金額 6,562千円= 625円×(5,000kg×3(30a))×70%
  • 標準収穫量は過去5年間の出荷実績から農家ごとに定められます。また1kg当たり価額は最近4ヵ年中の中庸2ヵ年の平均の農家手取り価格を基礎にして毎年国が定めます。

掛金は

掛金の半分は国が負担します。
・共済掛金=共済金額×共済掛金率
・農家負担掛金=共済掛金−(共済掛金×国庫負担割合)
【例】●共済掛金率1.6%の場合
   共済掛金   104,992円= 6,562千円×1.6%
   農家負担掛金 52,496円= 104,992円−(104,992円×50%)

共済金の支払いは

農家ごとに共済事故による果実の減収が2割を超えた場合に支払い対象となります。
・共済金=共済金額×支払割合   ・損害割合=減収量÷基準収穫量
・減収量=基準収穫量-実収穫量
【例】●基準収穫量:15,000kg ●実収穫量:7,500kg
   減収量 7,500kg =15,000kg-7,500kg
   損害割合 50% =7,500kg÷15,000kg
   共済金 2,493,560円 =6,562千円×38%
 ※基準収穫量は、農家ごとの過去6年間の出荷資料を基礎として、過去の隔年結果などを勘案
  して決められます。


ゆず(災害収入方式)


加入は

結果樹齢に達したゆずを栽培している農家です。
共同出荷(生産量の95%以上)を行っている農家です。

対象となる災害は

風水害、干害、寒害、雪害、その他気象上の原因(地震、地すべり)による災害、火災、病虫害 鳥獣害による果実の減収や品質の低下に伴う生産金額の減少です。
 ※貯蔵中の減収は共済金の支払いの対象となりません。
 ※隔年結果による減収は共済金の支払い対象になりません。

責任期間(補償期間)は

春枝の伸長停止期から当該春枝の伸長停止期の属する年の翌年の年産の果実を収穫するに至るまでの期間です。

補償内容は

農家ごとに、基準生産金額の8割から4割の間で選択した割合を乗じた金額で加入できます。

共済金額(補償額)は

・基準生産金額=10a当たり生産金額×引受面積
 共済金額=基準生産金額×選択割合(8割〜4割)
【例】●10a当たり生産金額:500千円 ●栽培面積:50a ●8割を選択した場合
   基準生産金額 2,500千円=500千円×5(50a)
   共済金額   2,000千円=2,500千円×80%
  • 基準生産金額は過去5年間(5ヵ年中中庸3ヵ年)の出荷実績によって10a当たりの生産金額を算定します。

掛金は

掛金の半分は国が負担します。
・共済掛金=共済金額×共済掛金率
・農家負担掛金=共済掛金−(共済掛金×国庫負担割合)
【例】●共済掛金率:6.8%
   共済掛金 136,000円=2,000千円×6.8%(掛金率は組合によって異なります。)
   農家負担掛金 68,000円=136,000円−(136,000円×50%)

共済金の支払いは

農家ごとに共済事故により、品質を含む実収穫量(分割含む)が基準収穫量を1kgでも減少し、かつ農家の生産金額が特定収穫共済限度額(農家ごとの生産金額の8割)を下回った場合に共済金を支払います。
・共済金=共済金額×(特定収穫共済限度額−生産金額)÷ 特定収穫共済限度額
【例】●その年の生産金額が1,250千円 ●基準生産金額:2,500千円
   ●共済金額:2,000千円
   特定収穫共済限度額 2,000千円=2,500千円×80%
   共済金 750,000円=2,000千円×2,000千円−1,250千円)÷2,000千円
 ※特定収穫共済限度額とは基準生産金額の80%です。
  この額より生産金額が減収した場合に支払いの対象になります。